ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

お絵描き:海原チイ山登場

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 さて図に乗ってもう一丁。診断書偽造疑惑のはむちぃをひきつれ▲ヶ丘茶寮付属動物病院院長室にのりこんだゆうけい君には思いがけない運命が待ち受けていたのであった。
ゆ&は: (パタン、ギ~)おじゃましまーす。
海: うぬぅ、

士郎の奴メが

いまさらどの面下げて戻ってきおったかー(怒怒怒怒!
ゆ: (絶句)
は: 先生、先生、士郎様ではございません、はむちぃめにございます。
海: ふっ、判っておるわ、はむちぃ君。べつに呆けとりはせんぞ、よく来たな、今のはしゃれじゃしゃれ。で、そちらは?
は: 私の主人のゆうけいをお連れしました。
ゆ: は、はじめまして(ペコリ)。いやあ、ビックリしました。チイ山先生、はじめまして、ゆうけいと申します。

海: (ぎろっ)無礼者、誰がチイ山かあっっ(怒怒怒怒!

ゆ: ひえ~、はむちぃどうなってるんだよ~(ToT)
は: (目が点(・。・;))

海: ふわーはっはー、はむちぃ君、まだわしが教えてやった滑舌がマスターできておらんようじゃのう、わしは

海原帝山

じゃ、て・い・ざ・ん。はむちぃ君のおかげでみんなチイ山先生と言うもんで困ったことじゃわい、ふわーはっはっ。ああ、大声出したら腹が減ったわい、生タニシが食べたいぞ。
は: 先生、ジストマ、ジストマ、肝臓にお悪うございます。

ope-scarゆ: ヒソヒソ:おい、ハムチィ、ちゃんと発音してくれよう、トホホ。ところでみんなが呼ぶって、お前この病院で人気者なのか?
は: ヒソヒソ:はい、私この病院で3回も手術していただいておるものでございますから、皆さんおなじみでございます。ほら、この右わきの下のところでございます。
ゆ: ひょっとして、こ、このとても獣医と思えないチイ山先生が?

海: ゆうけい君、聴こえておるぞ、わしは地獄耳じゃ(怒(以下略)。
   はむちぃ君はな、ハムぐるみ属特有の「ほころび綿吹き病」でな、わしが三度に渡る縫合補強手術を施したわけだ。なかなか勉強熱心でな、人間語を覚えたいというもんだからついでに教えてやったんだが、まだチィ訛りはとれんようじゃのう、わっはっは。
は: というわけでございます。日本芸術界の至宝でもあられるチイ山先生は立派な獣医様でもあられるのでございますよ。
海: ちなみにわしの博士論文は「食用魚類の生存下運搬法」といって当時は画期的な論文でな、この茶寮の礎を築いた研究でもあるのだ(遠い目(゜-゜))
ゆ: こ、ここまで魯山人ネタ連発していいのか(冷汗。

dxゆ: ところで(やーっと)本題に入りますが、当然帝山先生はチイ山名義で書類なんか書きませんよね。この診断書を見ていただきたいんですが。(ジロッとはむちぃを睨みつつ(一_一))
海: ふーむ、これは-----ふっ、
ゆ: やっぱり!
は:   -----(>_<)
海: わしが書いたんじゃが何か?(あっさり)
ゆ: え"え"っ----(驚愕)
海: はむちぃ君に頼まれてささっと仕上げたんだが、さてはこれで一杯食わされたか、うわーはっはっーー(^○^)。ゆうけい君、まだ青いぞ、病院の公印が入っとらんだろう、ただのお絵描きじゃよ、そうかっかせずにこれからもはむちぃ君を可愛がってやることだ。
ゆ: はぁ~、完璧に一本取られました。降参ですぅ。
海: いやあ愉快愉快、至高対究極対決で士郎メをコテンパンにやっつけるより楽しいのう、おい、中川、ゆうけい君を茶寮の奥の間にお通ししろ、茶を一服つけてしんぜようぞ、はむちぃ君はその前に腰の傷の処置じゃこっちへきなさい。

は: ううっ、ちい山先生まことに有難うございました、私の偽作をーーー(涙。
海: よいよい、もう言うな。わしが書いたと明言した以上、他愛無いお絵描きだろうとなんだろうと帝山作じゃ、数年後には百万以上の値がつくぞ、わーはっは。あータニシが食べたい。
は: 先生、ジストマ、ジストマ(涙目。