ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

日本、カナダに敗れる

 先週のルーマニア戦に勝ってラグビースーパーカップ決勝に臨んだ日本代表でしたが、残念ながらカナダに敗れました。
 日本10-15カナダ(前半3-0)
リンク: @nifty:Sports@nifty:日本、カナダに敗れ連覇逃す…ラグビー・スーパー杯(読売新聞).

 やはり4カ国の中で最上位にランクされるだけあってしっかりとしたディフェンスをしていました。ルーマニアのように簡単にターンオーバーさせてはくれませんでしたから、付け入る隙がなかなか見つけられなかった印象を受けました。またキックでかく乱されないようにきっちりとスタンドオフの森田に対してプレッシャーをかけ続けていました。日本の攻撃パターンをきっちりと把握して対策を立てていましたね。最後の大畑オツコロのトライは日本の意地を見せた良いトライでしたが、正直なところもう勝負がついていた時点でしかもノーサイド寸前であったのでカナダにしてみると無理しなくていい場面だったということになりある程度差し引いて考える必要はあるでしょう。小野澤五郎丸にも期待してたのですが、これくらいの相手になるとシャンパンラグビーも難しいようでしたね。
 日本のディフェンスも前半0点に抑えるなど健闘していましたが、後半になると相手のプレッシャーがボディーブローのように効いてきて相手の人数を余らせてしまうシチュエーションに持ち込まれ失点してしまいました。これって非力な日本の永遠の課題なんでしょうか?

 ある程度力が拮抗していて、ちゃんとしたラグビーをやってくれる今回のカナダのような相手に対してシャンパンラグビーが通用するようになってこそ日本がそれを目指す意義があると思います。 正直なところ今度あたるアイルランドは今の日本には荷が重過ぎますし(萩本監督は勝ちに行くというけど、この前のイギリス遠征を忘れてしまったのか?)、格下の相手にシャンパンラグビーができてもあまり意味がないと思いますしね。そういう意味ではこのレベルの相手とガンガン試合を組んで経験値を上げていって欲しいと思います。
 それといつも言ってますが、もう我が神鋼元木伊藤にはご意見番になってもらうということで(^_^;)、若い人をどんどん登用していってもらいたいです。その意味では、今回は森田、後藤、五郎丸等の若い人を使ったのは良かったのではないかと思います。