トヨタとNECが決勝進出 ラグビー日本選手権 - asahi.com : スポーツ
トヨタ自動車 24―19 東芝府中(東京・秩父宮ラグビー場)
大方の予想を裏切ってトヨタが東芝府中を撃破しました。恐れ入りました、っていう感じですね。残念ながら仕事で中継は見られなかったので、ニュースで見ただけですが、東芝府中はバツベイと富岡が戻ってきて前半をリードして終わったために、安心感が出てしまったのでしょうかね。ひょっとしたらもう頭が半分決勝戦に行ってたかもしれません。
そこを後半早々インターセプトからあれあれ?というトライを奪われて完全に浮き足だってしまったというところでしょうか。雨で条件は悪かったとはいえ、一発勝負の怖さですね。トヨタは広瀬のPGで先制してましたが、おそらく前半を堅実に行ったのが正解だったのでしょう。早稲田に苦しんだのがいい薬になったのかもしれません。
NEC 24―13 ヤマハ発動機(大阪・花園ラグビー場)
この試合は前半終了間際に自宅に帰って来れたので、後半は全部観戦できました。花園も下の条件は悪そうで、ディフェンス合戦を辛抱できた方が勝つかなという試合でしたね。残念ながらヤマハのミスが多すぎました。試合を決めたトライはヤマハのマクドナルドのキックをチャージされたもので、彼も今年限りでNZへ帰るとのことでさぞ残念だったでしょう。ミスのせいでリズムがつかめず、得意のパワープレーが不発に終わってしまいました。後半途中でセワブが入ってきて流れが変わるかなと思ったのですが、PGを選択して流れを切ってしまったのは作戦的にどうかな?と思いました。まだ1T1Gで届かない点差がありましたしねえ。
NECはリーグ戦でヤマハに大敗しましたがよく立て直してきましたね。箕内のリーダーシップ、白浜のキック、そして最後に締めででてきた南アフリカ代表のファン・デル・ヴェストハイゼンの落ち着いたプレー等各人が各所で堅実な仕事をしたという印象でした。