第33回上方お笑い大賞を吉本新喜劇のペリカン、もとい!辻本茂雄さんが受賞されました。いやー、まことにおめでたい。新喜劇ファンの私としては良くぞ選んでくれた!と拍手喝采です。
関西以外の地域のかたにはなじみがないと思いますが、いまや新喜劇には無くてはならない人材です。あごが長いのを売りにしている、という印象が強いと思いますが彼の本領は
ボケ役に対する鋭すぎるツッコミ
にあります。この前、間寛平さんの寛平祭りをビデオにとって見てたんですが、数多いゲスト出演者の中でも辻本さんのツッコミは際立ってシャープで切れ味がよく、腹をよじって笑ってしまいました。寛平ちゃんのようなわけの分からないギャグを連発するぼけ方に対して、あれだけつぼにはまるツッコミができて、もう途中から本気で怒ってるな!と思わせる(実はそうだったりして)芸は名人の域に達していますね。ボケ役の方がギャグが豊富で人気者にはなりますが、辻本さんのような人がいてこその人気なのだと改めて確認できました。
これからも息の長い活躍を願ってやみません。ちなみにこてこての大阪人、うどん屋の息子さんです。