ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

バランスケーブルが届いた!

 サブタイトルに書いたブツの一つ、6MのXLRケーブルが届きました。CardasのG-Master reference(L)、端子はノイトリックです。

Cardascable-2

 フェルメールとオーディオという記事を10月18日に書いているのですが、リビングの配置替えとオーディオのセッティング変更に伴い、プリ(アキュC290V)-パワー(アキュP7000)間のケーブルが足らなくなってしまいました。

 それまではもともと配置が決まるまでの取り敢えずの継ぎとして、カナレをヤフオクで手に入れて使っていました。癖の無い素直な音でそれなりに気に入っていました。ご苦労さんでした。また、そのうち出番があるからね^m^。

Canare-1.jpg

 さて、とにもかくにも6Mという長さ!特注するしかないのは自明なのでいろいろ考えたのですが、以前Hoteiさんがパワーアンプを購入される時

オーディオ南海西田辺店の尾崎さんにカルダスの業務用ケーブルで10Mを自作してもらった」

という話を思い出しました。ただし

リッツ線なので皮膜を剥かないといけないので作るのが大変だったらしい」

という話も聞いていたので、まずはHoteiさんに相談してみました。「私の名前を出してもいいよ、多分OK」との返事を頂き、思い切ってFAXで問い合わせてみたら快く引き受けていただきました。尾崎さん、Hoteiさんありがとうございました。

 早速継いでみました。プリから壁に沿って浮かせる形でソファの裏の側壁を這わせ、最後は後壁にたてかけた自作吸音ボードの裏からパワーに持ってきました。予想通りぴったりおさまりました(^^♪。

Cardascable-1.jpg

 まずは音が出るのを確認ーーおや、出ないぞ(?_?)。おっとイケない、パワーのセレクターをBALに替えてなかった!めでたく出る事を確認しXLOのバーンインCDをかけっぱなしにして、自分は洗車に。

 洗車後一聴してみるとカナレに比べて音圧が上がった印象。同じボリュームの位置でも低音を中心に随分音が大きく聴こえます。しかし、一音一音はむしろ贅肉をそぎ落とした感じですっきりしています。それに比べるとカナレは音の一つ一つの粒子が大きく僅かに辺縁が滲んでいた様に思います。かといって線の細い音ではなく音場の広がりも縮小したりしていません。ありふれた表現ですが、TVをハイビジョンに替えたような印象です。とりあえずは大満足!(^^)!。

 音色の傾向はカナレもカルダスも業務用だけあって色付けの本当に少ないナチュラルな傾向で変わりません。気になる点といえば低音が少し出すぎて膨らみ気味なのと、少しヴォーカルのサ行がきついかなというあたりですが、まあ焦らずにもうしばらくバーンインすることにしました。

Fourplay

Fourplayをかけっ放しにしておいて今度はスポーツクラブに筋トレに出かけます。

 2時間後帰ってくると、「おお、良い!」もう激変しておりました。低音がびしっと締まってなおかつ量感も出ています。中高音の透明度も一段と上がったようです。一曲目「Bali Run」のネイザン・イースのベースがかつて無いほどの疾走感をみせ、リー・リトナーのギターもシャープでありながらエッジがきつすぎず、ハーモニクスが綺麗に出ているようです。そして音の一粒一粒が弾む感じがとても快い!この音の弾む感じ、以前一度だけ経験した事がある?と記憶をたどると、そうP-7000の貸し出し試聴でE-307とカルダスの300B(1M、RCA)で継いでいた時の感じに似ています。あのときに比べて音場の深み広がりは増し音数もも増えましたがこの弾力的な疾走感が少し損なわれていたのですね。カルダス、やっぱり良いです。

 さて、次のブツは---。