ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

スイートスポットが決まらない

 今日の夕方はずっとスピーカーのスイートスポット探しをしてました。

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 スイートスポットというのはステサンでおなじみHoteiさんの位置決めのしかたです。私も初めてみたときは驚きました。スピーカーを抱えるように覗き込み微妙に位置を変えていくとぴたっと音像のピントが合います。商売道具なので細かいところまでは教えてもらえませんが、ツイーターとウーファーの音軸が合い、かつ音圧が最も強くなる点を探すのだそうです。でも、言うは易く行うは難しとはこのこと。自分でやるとなかなか決まりません。

 今のシステムにしてからは自分で追い込んではいるのですが、右はこれだ!という点を何とか見つけたものの左がいまひとつはっきりしません。アンプと右スピーカーの位置から大体の位置を決め、そのあたりで一番音圧が高いかなという方向でにセッティングしています。

 ところが、先日の記事で書いたように最近低音の出方が違ってきたのでまたトライしてみました。今回は右が決まっていると仮定して左だけ少しずつ動かしてみましたが、やっぱり難しい。まずCrusadersFourplayのようなフュージョン系バンド演奏であわせてみて、定位もまずまずでぐっと熱気が出た!と思ったら、ヴォーカルのチェックソフトにしているAnne Sophy von Otterの口が大きくなりすぎて気に入らない。口を少し小さくすると今度は音像が浅くなるという具合。

 あまり時間をかけすぎると何ななんだか判らなくなってくるので、いい加減なところで止めてまた後日。自分でやってみて掴んだ唯一のコツです(^_^;)。

 音自体はまあまあ。低音がストレス無く出てくると音にも少し余裕が出てくるようで女性ヴォーカルにも柔らか味が出るようです。声がきれい過ぎて少しきついかなと思っていたJane Monheitの"A Case of You"からもふくよかさを引き出せるようになった気がします。リチャード・ボナのギターの柔らかさとあいまって大変素晴らしい演奏だと今頃わかりました。下記アルバムに収録されているのでよかったら一度聴いてみてください。

カム・ドリーム・ウィズ・ミー
ジェーン・モンハイト