ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

元気です。拓郎@神戸

 今日神戸国際会館での吉田拓郎のコンサートに行ってきました。先日中野サンプラザで酸欠をおこして倒れ、山梨のコンサートがキャンセルになっていたので大変心配していましたが、拓郎大変元気でした!(^^)!

takurou2004

 瀬尾一三さん指揮のビッグバンドの演奏が始まり、ついで拓郎が紺のシャツにストーンウォッシュのジーンズ、白のスニーカーといういつもどおりのカジュアルな服装で登場。「ああ青春」に始まり、「マークII」「落陽」といったライブ’73にも入っている初期の名曲、「流星」「唇をかみしめて」といった中期の佳曲、「全部抱きしめて」「僕の人生の今は何章目くらいだろう」といった最近の曲を含めて快調に飛ばし、「まにあうかもしれない~今日までそして明日から」のメドレーで一旦締めくくりました。「人生を語らず」で再開した3曲のアンコールは途中でも演奏した「フォーエバーヤング」をもう一度やって終わりました。3時間という長丁場を本人曰く「今日はナチュラルハイ」で乗り切られました。

 震災で倒壊した旧国際会館で拓郎のコンサートを聴いたのが20年以上前でしたが、声はむしろ今日のほうが艶がのっていてよかったくらい。肺癌の手術後ということでどれくらい声が出るのか心配していましたが無用の心配でした。白眉は「流星」。本当に信じられないくらい声に艶が乗っていて、ビッグバンドの音に十分拮抗して一種壮絶なくらいの盛り上がりでした。うれしかったのは「恋唄」。ストリングスが入っているのでこの曲をやってほしいなあと思っていただけにイントロが流れたときは震えが來るくらい嬉しかったです。(でも瀬尾さんこんな静かな曲を盛り上げすぎ(^_^;))意外だったのは「おやじの唄」私も昔下手なギターを弾きながら歌っているうちに涙の出そうになったこともある大好きな曲ですが、まさかこの曲をビッグバンドでやるとは思わなかったです。

 バンドも瀬尾一三さんの指揮の下ノリノリの演奏を見せてくれました。でも瀬尾さんもカーネル・サンダースのような風貌になったし、エルトンさんも島村さんもちょっと老けたなあと思うと時代の流れを感じました。拓郎も前立腺の話までするしね。

 そう言えば拓郎のギターは昔と同じくあまり聴き取れませんでした(^_^;)マーチンやらテレキャスやらシェクターやらとっかえひっかえ弾いてたけど、マーチンのスティール弦くらいかな判ったのは。

 

 何はともあれ大満足の3時間。来年もツアーをやると力強く宣言してくれました。期待して待ってます!

↓10月の大フェスでのコンサートのポスター。ソールドアウトだそう。

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