久々のグルメリポートです。昨日大学時代から親交のあるH先生のお誘いを受けて、神戸元町の「KANON(フレンチバルカノン#frenchbarkanon)」というお店でディナーを楽しんできました。ちなみにカノンとはオーナシェフの娘さんのお名前だそうです。
元町と言っても、大丸を起点とした華やかなJR南側ではなく、駅の北側の隠れ家的な場所にあり、こじんまりとしてはいますが瀟洒で素敵なレストランでした。
店内には写真家の方が撮られた花のきれいなフォトフレームが飾ってあったり、壁にパリ風のプリントがあしらってあり、センスの良い内装です。また大型のディスプレイモニターにこれまで来店されたお客さんの写真が次々と映し出されるユニークなアイデアにも感心しました。
コース料理を頼んでおいたのですがとても美味しかったです。
ではガラケーで撮った写真ですがご紹介します。
1: 小さな野菜のパーニャカウダと寒ブリのクリュ
寒ブリも脂がのっておいしかったですが、パーニャカウダに一本暖かいサトイモがありそれがとても甘くてほくほくして美味でした。スティックの野菜も新鮮で歯ごたえもよくポリポリとあっという間に食べてしまいました。
2: 淡路鶏胸肉の香草パン粉焼き タスマニア産粒マスタード添え
板の上にさいころ風に並べられた盛り付けがとてもおしゃれです。淡路鶏は淡白な中にも是妙の味わいがありおいしかったです。はるばるタスマニアからやってきた粒マスタードは甘くて噛みごたえも適度にあり良いアクセントになっていました。
3: 真鱈のベーコンロール 白菜のスープ仕立て
今回一番感動した一品。そろそろ旬を迎える真鱈の淡白な味とベーコンの味の強さが適度に調和して絶妙な味でした。その下のキャベツのスープもキャベツ本来の甘さが引き立てられており、更に味わいを深くしていました。周りに散らしてあるのはアーモンドのかけらでこれもおしゃれで、スープの味を引き立ててくれていました。
4: 牛ロースのロティ ポルチーニ茸の濃厚ソース
メインディッシュの牛ロースのロティです。これもサイコロ風に一口大に切ってあり食べやすかったです。噛みごたえも程よく美味でした。そしてそれ以上に存在感のあったのはポルチーニ茸の濃厚ソース。香りが絶品でした。上にパラパラと散らばっているのはジャガイモを細く切って揚げたもの。パリパリと良い食感でした。
5: クレープで包んだバニラアイス 温かい柑橘のソース
デザートも今日は濃厚に用意しましたとシェフが出してくださったのはクレープ包みのアイスクリーム。ブルーベリーを始めとする柑橘系の実とソースの酸味がとても良かったです。
もちろんコーヒーもパンも美味しかったです。 H先生と色々とおしゃべりさせていただいて楽しく食べられたのも最上のソースになっていますが、ご贔屓にされるだけのことはあるお料理でした。お値段も4000円とリーズナブルなものでした。
アラカルトもいろいろと美味しいらしいのでまた行ってみたいと思います。