ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

良いお年を2009

Yoiotoshiwo2009
 寒波の襲って参りました大晦日、皆様いかがお過ごしでしょうか、ゆうけい家の筆頭執事はむちぃでございます。本年も皆様には拙ブログ「ゆうけいの月夜のラプソディ」をご愛顧賜り誠にありがとうございました。ゆうけいに成り代わりまして深く御礼申し上げます。

 主人のゆうけいは、自らのご病気、そしてご両親様の高齢化のこともあり、本日より一家でご実家へ帰省とあいなりました。実は映画「ディア・ドクター」中の女医のつぶやき

「ひとの親は沢山診てるんですけど、自分の親を診に帰る暇が無くって」

が相当堪えたようで、急に里心がついたようでございます(苦笑。

 そう言えばゆうけいは昨晩TVをつけた途端「テロメアで芸能人の寿命を測る」などという眉唾な番組が出てきたものですから例によって例のごとくTV画面に向かってブツブツ文句を言い始めたのでございます(^_^;)。

「年末にロクな番組が無いのはしゃあないけど、8チャンネル(関西ではフジ系列の関西TV)は「あるある大辞典」で大目玉を食らった事に全く懲りとらんのか!?(怒」

 確かにテロメアと呼ばれる染色体の帽子の部分が細胞寿命に関係している事は事実でございますが、細胞単位の問題を人の寿命予測に直結させるのは短絡もはなはだししゅうございます。 確かにヘイフリックの限界則という人間寿命120歳説など、テロメアに関しての研究は多々ございますが 、それをおもちゃにしてよりによって人の残りの寿命を宣言するのは噴飯モノでございます。きっと番組の終わりくらいには何らかの注釈がついていたのでございましょうが、それが「あるある事件」で放送界が反省した結果であるとすれば、情け無い話でございます。

 昔々一休宗純様がこう詠まれました。

  「門松は冥土の旅の一里塚
    めでたくもありめでたくもなし」

格差社会と呼ばれて久しゅうございますが、どのような方も唯一死の前には平等でございます。いつかやってくるものを他人に勝手に決めつけられる必要はございません。皆様心安らかに新年をお迎えくださいませ。

ゆうけい: はむちぃ君、今年もご苦労であった。
はむちぃ: ねぎらいの言葉ありがとうございます。
ゆ: 久々のお絵描きも大儀であった。
は: ありがとうございます。久しぶりに頑張りました!
ゆ: ところでな、君もまた一つ歳を取ったということかのう?
は: は、何がでございます?
ゆ: 後端の「i」がこぼれ落ちてるじょ~(笑。
は: ひえ~(ToT)
ゆ: じゃあ留守番よろしくね、皆様良いお年を!