ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

もやしもんVol.6

もやしもん6巻限定版 ぬいぐるみ付きもやしもん 6―TALES OF AGRICULTURE (6) (イブニングKC)
(左ぬいぐるみ付き限定版、右通常版)
来ました来ました、2ヶ月前に予約しといた「もやしもんVol.6:ぬいぐるみ付き限定版」が(^O^)。

Moyasimon0802_3  金曜日にAMAZONからアニメ単行本とは思えないばかでかい箱で届きました。早速開けてみるとタオル地のふんわりしたオリゼーが梱包されておりました。そして一番下にはひっそりと単行本が納まっている(笑。
 さて、その第6巻ですが、赤白青の三色で分かるとおり、今回でフランス篇 が完結します。フランスに飛んだ農大キャラ(沢木直保美里薫川浜拓馬長谷川遥)がみんな大活躍しますし、新たに黒ゴス男結城蛍そっくりの白ゴス少女・マリーも登場し、話は劇的に盛り上がります。単行本単位では過去最高の面白さと断言できます!

 個人的にはワイン醸造所を引き継いだものの実は下戸のマリーのお父さんの

「僕は・・・・・・前から思っていたんだ。甘くて濃厚なこのピノノワールをなぜかたっぱしからあんなシブくてすっぱいモノにしてしまうんだろうと・・・・・・」

という述懐に、同じく下戸の私は凄くシンパシーを感じてしまいました(^_^;)。
 他には川浜がメキシコ人の振りをして追っ手を撒くところ。もう時効だから言ってもいいと思うんですが、実は同業で教授にまでなられた方で本当にこれをやって交通違反切符を免れた御仁が実在するんです(爆。

Orizebrs オリゼー兄弟(笑。右がおまけのヌイグルミ、左は息子がゲーセンでゲットしてくれたヌイグルミ、我が家のソファでくつろいでおります。
 もちろんワインの国ですから菌たちも大活躍。いつもの欄外コラムには、研究室ご勤務の某常連さんなら涙モノの酵母菌オンパレード(笑。

 、、、のみならず、本編でもワインについて詳細に菌達が解説してくれます。「第62話:欄外だけでは足りないの」というのがそれなんですが、

「ワインを知ったふうに語る奴はなぜちとイラツくのか」

なんていうフェイクで始まって、「ややこしいぞこの野郎」という声の溢れる中これでもかとフランスワインについて解説してくれます。
 そしていよいよ大団円を迎える本編に於いて、「菌の見える少年」沢木の命令にマリーの蔵の菌たちが応じ、ちょっと感動するような奇跡を見せてくれます。かもしファンの皆様、是非通常版を買ってお楽しみくださいませ。