ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

しゅうへいさん宅オフ

Renaissance1
 今日は数年来の念願がかない、InfinityのRenaissance90をお使いのしゅうへいさん宅にお邪魔させていただきました。同じ神戸市内に住むオーディオファイルとして、ご高名はかねがね伺っておりましたがその素晴らしいサウンドは噂どおりのものでした。

Offmeet1 午前中にamberさん宅でオフ会を済ませたkimuraさん、Klimaxさんそしてamberさんをお昼過ぎに拙宅にお招きし、先ずはアフタヌーンティーしながら我が家のシステムも聴いていただきました。普段滅多に聞けないヒップホップ系やJ-POPの女性ボーカル、そして懐かしのジミヘンまで楽しませていただきました。
 こちらが返礼として用意したのは音の「狂気(凶器^^;?)」を求めるkimuraさんに呼応すべくLed Zeppelinの「How The West Was Won」より「Rock'n'Roll」を爆音で。みなさんに好評だったので何より(^o^)

How the West Was Won
How the West Was Won

 終了後いよいよ4人で神戸の表にあるしゅうへいさん宅を訪問させていただきました。元気な息子さんの出迎えを受けつつ、リスニングルームに入ると、ありました、名機インフィニティのルネッサンス90が(冒頭写真)。Klimaxさんも同機をお使いで特に興味津々の御様子。システムは下記の通り。

CD Player: Linn Majik (200V)
Preamplifier: Mark Levinson 38SL
Power Amplifiers: Classe CAM200 x2
Loudspeakers: Infinity Renaissance90

 そして電源対策、ケーブル類の吟味、更にはルームチューニングを入念になされています。特にルームチューニングに関しては、中央背後に拡散板、一次反射面各所にグラスウールボードを美しい自作木枠に収納した自作ボード、更にはコーナーバスターが配置され入念な音作りのなされた部屋でした。また、前段機器を収納するミュージックツールズのラックの美しさも目を引きました。

Majik さて聴かせて頂いた音ですが、ルネッサンスのリボンツイーターを活かしきった全く破綻の無い、繊細でかつビロウドのような滑らかさを持つ美しいものでした。しゅうへいさんの目指す、刺激的な音を一切出さない音作り、ボーカルの口元がぽっかりと浮かぶ音像定位も見事に決まっておりました。

38sl その為の前段機器、パワーアンプの選択も素晴らしいもので、余裕をもって音楽を鳴らしきり、かつ普段しゅうへいさんがお聴きにならないいろんなジャンルの音にそれなりに即応して対応していました。丁度BMWの7シリーズを120km/hで巡航させている時のような余裕の気持ちよさ、といった感じでしょうか。

Cam200 音場の広さであるとか低音の凄みであるとかも、この機器とルームセッティングの仕方によってはいくらでも出せるような気がしましたが、それはしゅうへいさんが今の音作りのためにあえて切り捨てておられる事で、その辺の見切りの潔さも勉強になりました。

 終了後焼鳥屋さんで歓談し、楽しい時間を過ごした後お開きに。お招きいただいたしゅうへいさん、一切を仕切っていただいたkimuraさん、初めてお会いしたにもかかわらず楽しくお話させていただいたamberさん、Klimaxさん、みなさん有難うございました。