ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

東芝、早稲田を零封

 ラグビー日本選手権準決勝第一試合が今終わりました。東芝トップリーグ1位の力を見せつけ、早稲田を零封しました。
東芝府中
 43 - 0 早稲田大学
      (12 - 0)
      (31 - 0)

 接点の強さ、倒れないフォワード、ラインアウトの支配、全てのレベルがワンランク違っていて、まるで南半球のチームと日本チームが当たっているような気がしました。その差の割りに後半30分くらいまで24-0と意外に差が開かなかったのは、薫田監督がおっしゃるように早稲田のプライドであり、伝統のディフェンスの強さなのでしょう。しかし、最後の10分にバツベイケブを投入できる東芝の層の厚さについに力尽きた感じでした。

 印象に残ったのは東芝フランカー中居選手。熊本工業からマツダ東芝という経歴でも分かるように、大学生とあたるのを本当に楽しみにしていたようで、ホルテンとともに気力充実したプレーを見せてくれましたね。

 早稲田では豊田君を欠きながら頑張ったフォワードの健闘は讃えるべきですが、矢富曾我部のハーフ団も下がりながらのプレーが多い中で健闘していました。特に曾我部君の幾つかのギャンブルプレーはトライを取れていても不思議は無いような面白いプレーで、彼のセンスの良さを感じさせてくれました。

NEC 24 - 16 三洋電機

 順当に行けばNECと思ってましたが、NZオールブラックス代表選手のブラウンの活躍などで前半は三洋がリードで終了。でもやはり、後半に入ってNECフォワードがきっちり修正して地力を見せ て逆転。これで、ほぼ勝負合ったと思いましたがブラウンの見事なDGなどもあり、ロスタイムまで17-16という白熱したいい試合でした。でもロスタイムはずっとNECが攻め続けていましたから、残念ながら三洋の逆転できる気配は見られませんでした。最後の最後にサインプレーでオースティンがゴールに飛び込んで勝負ありました。でも、去年までのことを考えると三洋は本当に強くなりました。我が神鋼も頑張ってほしいものです。

 さてさて、去年の決勝はNECが制し、今年のマイクロソフトカップ決勝では東芝がNECを圧倒しと、両チームともに雪辱をかけるという面白い組み合わせになりましたが、来週の決勝はどうなるでしょうか?NECは何とかして接戦に持ち込んで欲しいものです。そういえばヤコはどうしてるんだろう?