今回はちょっと一服して石井先生のTechnics時代のお宝編をお送りします。先生は工房は別にお持ちですが、今回の写真はなんと全部このお部屋に無造作においてあったものばかり。
Technics SB-7000
まずはテクニクスの歴史上燦然と輝く名機SB-7000から。Linear Phase Loudspeakerとして世界初だったそうです。このようなTweeterを後にもってきて位相を合わせる形式のSPはB&Wの方が早かったと思われている方も多いと思いますが、こちらの方が半年早かったそうでうす。また、linear phaseという用語自体テクニクスが考案して命名したのだそうです。こんなスピーカーが縦置きのM1の間に挟まって窮屈そうにしてるのは何か気の毒な感じがしますね。
Technics 007
続いては限定50セットしか販売されなかった幻の名機007です。SB-7000のミニチュア版で、冒頭写真のMonitor 1の横に積み重ねてある一番上のスピーカーです。ネットがかぶせてあったので最初は気が付きませんでした。いまでも素晴らしい音が出るそうですが、Hoteiさんがもう予約済み。ちなみに007の名付け親はステレオサウンドの原田会長だそうです。
型番は分かりませんが、日本初のOTL(output trans-less)真空管アンプだそうです。
テクニクスといえば世界初のDirect Drive(DD) Turntable開発がなんといっても有名ですが、その最初のモデルだそうです。