続いてDisc2に行ってみましょう。クイーン、ボウイ、ザ・フーのベテランパワー全開が目立ちます。
1:ビーチ・ボーイズ ☆☆
名曲のオンパレード。もう過去のグループと思ってたけど会場も結構盛り上がってますね。アメリカの象徴的バンドであることがよく分かります。でも個人的にはあまり興味なし。村上春樹氏が書いておられたブライアンの音楽の先進性というのもよく分かりませんでした(・・?。
2:ダイアー・ストレイツ ☆☆☆
一曲目のMONEY FOR NOTHINGは、いくら共作とはいえスティングの「MTV見たいMTV見たい」の連呼の迫力にマーク・ノップラーも気押され気味か。声量の無い人なのでスティングとの競演はチョトツライ?SULTANS OF SWINGはデビューアルバムからのヒットで大好きな曲なのですが、今ひとつ盛り上がらずの印象を受けました。期待が大きすぎてスカ!の印象を持ってしまったのは私だけ?ノップラーのギター演奏を見られただけが収穫。
3:マディソン・ブルース/ジョージ・ソログッド&ザ・デストロイヤーズ
すみません。どなたかは存じませんが、とばしましたm(__)m。
4:クイーン ☆☆☆☆
伝説の名演と語られていただけに期待大で見ましたが確かに凄いステージでした。BOHEMIAN RHAPSODYが短かったのは残念ですが、HAMMER TO FALL はヒットソングでもないのにわざわざ取り上げただけあってフレディの気迫がこもってますね。最後の定番2曲はDisc2中のベストアクトの一つでしょう。U2には負けるけど会場の盛り上がり方も凄い。しかしフレディは歯並びが悪いのでなるべくパンしないでほしかったです^^;。(ご主人様、またまた敵を作るような言動を(T_T)、はむちぃめ心配でございますちぃ)(だって本当なんだもん)
5:シンプル・マインズ ☆☆☆
決して悪くは無いしDON'T YOU はヒット曲だけあってそこそこ盛り上がって入るのですがーー。それだけ。
6:デヴィッド・ボウイ ☆☆☆☆☆
TVC 15 / REBEL REBEL / MODERN LOVE /HEROES 全て私にとっては涙もの。今年のコンサートでのHEROESもよかったが、
この曲は自分の子供と世界全ての子供にささげる
と紹介して始まるこのバージョンも涙ウルウル。「誰だって一日ならヒーローになれるんだ」とシャウトする彼は、この時完全にかつてのカリスマ性を取り戻しています。惜しむらくは急造のバンドの音がイマイチ弱いこと。パーカスの人異常にハイですが^^;。ちなみにトーマス・ドルビーがシンセを弾いてますね、懐かしい。
そして「さあ、この現実を見てくれ」と言って退場したあとに流れるCBC ETHIOPIAN FAMINE FILMも感動的。これでDisc2が終わるように編集しろよ!と言いたいくらいでした。カーズのDRIVEも故ベンの歌声がしんみりとさせます。でも実際にBGMで流していたんだろうか?
7:ジョーン・バエズ ☆
あれほど感動しないAMAZING GRACEも珍しいな。まだウッドストックの夢から醒めておられないらしいMCも幻滅。
8:プリテンダーズ ☆☆☆
STOP YOUR SOBBING もBACK ON THE CHAIN GANGも好きだったので期待してたんだけど会場の大きさに負けました、って感じ。クリッシー・ハインドの頼りなげなボーカルもバックのシンプルな演奏も100人以下のクラブ向きか。
9:ザ・フー ☆☆☆☆
その昔アポロンのようなと形容されたロジャー・ダルトリー、大分年はくってると思いますが若々しいです。マイク360度回転技を見ることが出来てよかった。ピート・タウンゼントも最近の醜聞とは無縁の時期ですから元気です。腕360度回転弾きを見ることが出来てよかった(そればっかし。キース・ムーン亡き後ですが、ケニーもがんばってます。ジョン・エントウィッスルはやっぱ地味です。
でもとにもかくにも、MY GENERATIONが録音できなかったのはイタイ!それだけです。
10:ケニー・ロギンス ☆☆
FOOTLOOSEはMTVではやたら元気がよかった印象があるけど、ライブで見ると全くショボい。
11:エルトン・ジョン ☆☆☆
ROCKET MAN はよかった。目を閉じて聴いてると^^;。
DON'T GO BREAKING MY HEARTはあまり好きな曲じゃないのでパス。
DON'T LET THE SUN GO DOWN ON MEはジョージ・マイケルが熱唱。この人の歌唱力はやはりたいしたものですね。二人ともゲイ間違い無しと言われてるので何か異様な雰囲気?を感じるのは深読みのしすぎか?
以上やはりウェンブリーの方が凄く良い流れでこのあとのフィナーレになだれ込んでいくのが分かりますね。