ゆうけいの月夜のラプソディ

ゆうけいの月夜のラプソディ移植版

中島みゆきセルフカバー集

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 中島みゆきさんのセルフカバー集が出るようです。初めてと書いてありますがたしか以前にもセルフカバーは出しているはずです。今回はどんな曲が入っているかなと思ってあちこちあたってみるとどうも「あぶな坂」が入っているようで、殆どアナログ時代のみゆきさんにしか興味のない私としてはちょっとそそられますね。

 みゆきさんと言えば以前オーディオファンで「中島みゆきは残念ながら歌唱力がない」と言うとんでもない人がいて少し論争になった事がありました。その時助けてくださったのはもうAFにおられない石井さんでした(T_T)/~~~

 オーディオ的には正直言って2作目まではこれが70年代の作品かというくらいしょぼいですが、3作目は「ホームにて」のヴァイオリンの音だけで許せます(^_^;)。4作目の「愛しているといってくれ」では今から考えると信じられないような面子(つのだひろ、坂本龍一後藤次利増田俊郎斉藤ノブ)をバックにしてますし、「親愛なるものへ」あたりからはセッションプレーヤーを大勢使うようになり、「寒水魚」あたりが音楽的にもピークだったように思います。後藤次利のグルーブするベースで「傾斜10度の坂道を腰の曲がった老婆がーー」なんて歌われるとちょっとトリップ気分(^_^;)。一時期みゆきさんとの仲も噂された椎名和夫色の濃い「36.5℃」は"MIYUKI PLAYS ROCK"と言う感じで通して聴くのはちょっときつかったですね。でもその頃のライブ(夜会を除いては唯一のライブだと思います)である「歌暦」は抜群の音質でした。今から思えば懐かしい4Ch再生(ドルビーサラウンド)もできたはず。

今回は海外へわたって向こうのセッションマンを使っているらしいですが、どんな出来になるでしょうか。