もう興味を失って久しいNHKの紅白歌合戦ですが、今年はスキウタ投票なるアンケートの動向が時々ネットニュースなんかで引っかかってきます。中間発表を見ましたが、若い世代の組織票にNHKが必死で演歌を押し込もうとあがいているのは哀れでもあり、滑稽でもありというところでしょうか。まあこの30曲ずつしか歌われないようなら、今年も多分見ません、チョン。
で終わり、てなもんですがふと気が付いたのが我々の世代のベタな歌謡曲がほってけぼり食らってること。先日TBSでやってたザ・ベストテン回顧番組で出てきたような歌の数々です。
というわけでどうせ埋もれるだけだろうけど、ささやかな抵抗として投票してみました。アンケートにあらかじめ登録されているものから昭和40,50,60年代のベタなやつを選んでみました。このうち一曲でも選ばれれば見るけどなあ(^_^;)
昭和40年代:
グッド・ナイト・ベイビー:ザ・キングトーンズ(昭和44年)
ファルセットボイスで歌われる日本版ドゥーワップの名曲。レコードを買ってほしかったのに買ってもらえなかったほろ苦い思い出も。こんな良い歌でも子供には相応しくないと思われていた時代だったんですね。ちなみに同じ年に森山良子の「さとうきび畑」が入っていたのにはびっくり。そんな古い歌だったのか。
昭和50年代:
六本木心中:アン・ルイス(昭和59年)
アンはTV出演可で日本語ロックの歌える数少ない逸材でした。多分CXだったと思いますが、この曲に吉川晃司が飛び入りで参加してエロティックで最高なステージを見せてくれました。
昭和60年代:
DESIRE:中森明菜(昭和61年)
所謂アイドルの中では抜群の歌唱力でした。おそらく全世代がヒットチャートを共有していた時代の最後を飾る花となる歌手じゃあなかったでしょうか。数多くのナンバー1ヒットがありますが、この歌と飾りじゃないのよがやはり人気が高いですね。私生活での色々な事件で人気が翳っていったのは本当に残念でしたが、去年のコンサートで健在を確認できて嬉しかったです。
さてここで問題です。昭和60年に「卒業」という曲が2曲並んでリストアップされてました。さて誰と誰が歌っていたかわかりますか?